■一年のたたかいは春闘からスタート
=県職は春闘ヤマ場に副知事、人事委と春闘交渉=
3月11日~13日、2025春闘は民間大手企業の労使交渉がヤマ場を迎える。
これに先立ち公務員連絡会は2月17日、政府に対し要求書を提出した。19日には人事院に対し要求書を提出。物価高騰は全ての職員の生活を直撃し、人材の定着、モチベーションの維持・向上の観点から、若年層~中堅層~高齢層のバランスの取れた賃金体系の必要性を求めた。
県職は2月5日に県知事・人事委員長宛てに要求書を提出。自治労が示した春闘交渉ゾーンとなる3月14日に副知事、人事委員会との交渉を設定した。ここで秋の賃金確定闘争につながる前進回答を引き出す。

■「賃上げがあたりまえの社会に」
~連合静岡2025春闘集会~ 静岡市中心街を千人がデモ行進
連合静岡は2月22日、春闘の一環として静岡市内で集会とデモ行進を行い、加盟組合の組合員とその家族約1,000人が会場に集まった。
集会は「みんなでつくろう!賃上げがあたりまえの社会」をスローガンに、主催者を代表して連合静岡・角山雅典会長が挨拶。「大手企業と中小企業の賃金格差是正や実質賃金が3年連続でマイナスといった状況を踏まえ、物価高に負けない賃上げが必要不可欠である」と提起した。
その後、参加者は「価格転嫁の実現を」や「人への投資を」などと訴え、横断幕やプラカードを手に静岡市の繁華街を1時間程度行進した。
