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2020年度県職ニューストピックス

 

県職ニューストピックス

県職ニューストピックス
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2020年10月号 第1454号
2020-10-14
10.7国一時金引下げを先行勧告
県人事委も一時金先行勧告か
 

▲人事委給与課長に職場実態を伝え、改善勧告を求める=9月25日、県庁東館
 
●生活改善につながる勧告を引き出そう
 新型コロナの影響により、国の人事院勧告が遅れているが、県職は9月15日の人事委員会(以下、人事委)要請行動を皮切りに2020人事委闘争を開始した。コロナ情勢を踏まえ、今年は参加規模を例年の半分とし、2波3日間に述べ124人が参加した。それぞれ女性部、経験者部会、青年部の集中行動日とし、今年度の重点事項(下記参照)に加え、各階層の独自課題に対する改善勧告等を求めた。
 10月7日に、一時金を先行して人事院勧告があった。今後の県人事委勧告については現時点で日程が不透明なため人事委との交渉日程も流動的となっているが、県職では、10月20日に第3波要請行動、人事委員宛て大型はがき行動などを設定する。全職場からの総力を挙げた取組で、諸課題前進につながる勧告を引き出そう。
 
●例年と大幅に異なるスケジュール
 例年、8月の人事院勧告後、働く側の声を反映した県人事委勧告となるよう、要請行動や交渉を行ってきた。今年は、新型コロナの影響により、人事院勧告が遅れたため、9月に入ってもスケジュールが組めない状況だったが、例年どおり各種取組を進めている。
 まず、9月15日(女性部)、24日(経験者部会、再任用協議会)、25日(青年部)の2波3日間にわたり各階層・部会を中心に要請行動を行った。前段の集会では、執行部から取組の目的とこれまでの情勢や経過等を報告した。集会に続いて、人事委給与課長に対し、各階層部長を中心に各支部参加者が職場実態を訴え、職員の賃金・労働条件改善につながる勧告を求めた。また、参加者全員がそれぞれの思いを短冊に記し、人事委に直接手渡した。
 行動参加者以外も全員で短冊に記入しよう
 今年は、要請行動への参加人数を縮小したことから、例年要請行動参加者だけで記入している「人事委員会への『私の期待と要求』」(短冊)を各分会に配布し、全組合員の参画を目指した。9月25日までに1073枚(行動参加者分含む)を集め、人事委に手渡した。なお、要請行動は、9月に3日間実施し、10月20日にも予定している。まだ記入していない組合員は、自身や職場の思いを短冊に込めて届けよう。
 また、人事委員宛て大型はがき署名についても、例年の9月から10月へ移して取り組む。諸要求を前進させるため、こちらも全組合員の署名をお願いする。
 
●10・7人事院 一時金引下げを先行勧告
 一時金は0.05月引下げ(年4.50→4.45月)とし、リーマンショック以来、10年ぶりのマイナス勧告となった。新型コロナの影響で、民間の業績が悪化し、今夏の賞与が減少したことが影響したと思われる。2009年に年間4.15月まで下がって以降、この間の取組により支給月数を回復させてきた一時金水準が、今回、再び前年度を下回る水準の勧告となった。
 今後、集計中の月例給の勧告が予定されているが、日程は未定である。なお、県人事委勧告も国同様月例給と一時金を分離した勧告が想定されるが、いずれも日程は現時点で未定である。
 
県職準組織内議員小長井由雄県議(静岡市葵区)の「県議会報告」
●小長井由雄議員 一般質問項目
1 山の洲くにの連携に向けた取組について
2 リニア中央新幹線整備について
(1)生物多様性への影響 (2)トンネル湧水
3 職員の適切な人員配置について
4 地籍調査の促進について
5 非住宅分野における県産材製品の需要拡大について
 9月30日、9月定例県議会で、県職準組織内議員の小長井由雄氏が一般質問に立った。
 小長井氏は、5項目について質問し、川勝県知事をはじめとした県幹部から答弁を得た。特に、児相や健福、土木などの出先職場で、虐待対応や大規模災害などにより業務量が増加し、人員不足が生じている実態を訴え、現場の負担を考慮した適切な人員増を求めた。
 県職では今後も、小長井氏や組織内議員の杉山あつし氏などと協力し、組合員の声を県議会へ反映していく。
 意見、要望などがあれば各支部まで寄せてほしい。
 
【主な質問内容(要約)】
 近年、社会情勢や自然環境の変化により業務量が増えてきている分野では、現場の職員が不足しているとの声も聞かれ、職員一人ひとりの負担が増加したのではないかと懸念している。例えば、児童相談所では児童虐待相談件数の増加、土木事務所では相次ぐ大規模災害など、出先機関の業務の重要性は高まっており、総労働時間を抑制するため安直に職員を削減するのではなく、現場の負担を考慮した適切な人員配置が必要と考えるが、県の認識は。
 
【経営管理部長答弁(要約)】
 年度途中でも行政需要の変化に機動的に対応するため、現場で県民サービスを担う出先機関に必要に応じた増員を行っている。今後も現場の実情を細かく把握し、個々の職員の負担増を招くことなく質の高い行政サービスを提供できるよう、適切な人員配置を心がけていく。
 
【再質問(要望)】
 特に土木職場では、地元とのコミュニケーションが重要なため、帰庁後に時間外になると聞く。現場の実情に配慮した人員配置を求める。

天下り着任交渉~国と地方の対等な人事交流を求め交渉~
 今年度も中央省庁からの天下り人事があり、7月13日付で水産・海洋局水産・海洋統括官に農林水産省出身者が就任した。
県職では、着任にあたり8月17日に交渉を行い、統括官の考え方を確認した。

▲組合との着任交渉で質問に答える板橋水産・海洋統括官=8月17日、組合会議室

県職青年部主催 第47回サッカーフェスティバル最終結果
知事直轄組織・経営管理部 昨年の雪辱を果たし初優勝!


 青年部は9月22日、中島人工芝多目的グラウンド(静岡市)で第47回県職サッカーフェスティバル決勝戦及び3位決定戦を開催した。今大会は新型コロナの影響もあり例年と比べ2カ月ほど遅れての開催となった。知事直轄組織・経営管理部(以下、知事・経管)と浜松土木の対戦は前回大会決勝戦と同じカードであり、昨年は延長戦の末に浜松土木が優勝した。知事・経管のリベンジか、浜松土木の連覇か。秋晴れの下、決勝戦が始まった。サッカー経験者を揃え、技術力で上回る知事・経管はボール保持をしながらゴールをうかがう。一方、浜松土木はGKを中心とした堅い守りからカウンターを狙っていく。結果は、知事・経管が3対0で勝利し初栄冠を勝ち取った。
 決勝戦の前に行われた3位決定戦は、ドーローズがALL下田に3対2で勝利した。
 
●決勝戦
知事直轄組織・経営管理部 3-0 浜松土木
●三位決定戦
ドーローズ 3-2 ALL下田

▲交代なしの人数で奮闘したが、知事・経管の決定力に惜しくも敗れた準優勝「浜松土木」
 
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