静岡県職員組合
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2018年度県職ニューストピックス

 

県職ニューストピックス

県職ニューストピックス
フォーム
 
2019年2月号 第1434号
2019-02-24
県職、川勝知事と交渉
 
●昇任・昇格制度の見直しと更なる号給増設による士気向上を
 1月15日、本部専従役員による川勝知事との交渉を行った。今回は、「昇任・昇格の改善」、「号給増設と在職者調整」などについて組合から主張し、知事の見解を求めた。
 
第204回本部委員会
 
●2019春闘方針を確立
 県職は2月1日、ALWFロッキーセンター(静岡市)において第204回本部委員会を開催。出席委員による発言・討論を経て、一般経過報告や中間決算報告のほか、2019春闘方針、春闘要求書など3つの議案全てを賛成多数で可決した。

▲最後に団結ガンバロウで意思統一。=2月1日、静岡市内
 
2019春闘討論集会「働き方改革とは…」
 
 県職は1月9日、春闘討論集会を静岡労働会館において開催、41人が参加した。基調講演では、来る統一地方自治体選挙を見据え、政策実現闘争への取組が活発な自治労山形県本部から森伊織執行委員長を招き、労組として取り組む意義を語っていただいた。

▲自治体労働者を取り巻く現状から、組合が政策実現闘争へ取り組む意義を語る森伊織氏=1月9日、静岡市内
 
●講演「働き方改革から考える自治体労働者と政治闘争」(抜粋)
 まず、自治体労働者を取り巻く大きな情勢として、定年延長がある。人事院の意見の申出によれば、①年齢の段階的引上げ、②役職定年制、③短時間勤務、④再任用併存、⑤賃金の60歳時7割水準が言及されたが、いつ、どのようにしていくかは具体的に示されていない。
 また、非正規労働者の雇用安定と処遇改善は喫緊の課題であるが、自治体職場の会計年度任用職員制度に向けた議論は県だけでなく市町村でも進んでいない。
 今後、少子高齢化と人口減少から来る労働力人口の減少が深刻化。一方で、政府は社会保障の改悪を進めている。真に働いてほしい層(高齢層も女性も外国人も)の条件を先に整えるべきだ。生涯現役と称して働く人を増やし、搾取することで儲けていく。自治体職場では合併の弊害が目立ち、AIに代替されない現場実態、住民の声に依拠し現場に出ることすら許されない人員配置となっている。格差や先行き不安の解消が消費につながるのであり、悪循環を断ち切り、憲法を暮らしに活かす。今こそ、政治を考える機会ととらえよう。
 そこで労働者、労働組合は、働く者の権利を自分たちで守らなければならない。行政に携わる自治体労働者であれば、公契約条例の制定など、自治労の課題を提言していく必要がある。来る統一地方自治体選挙で、私たちの支持できる議員を一人でも多く誕生させ、その運動と力を集め、参議院議員選挙で与党勢力を追い込み、暮らしの再建に近づけていこう。
 
●県職春闘方針素案を提起
 2月1日の第204回委員会に諮る「2018賃金確定闘争総括」「2019春闘方針」「2019春闘要求書」各素案をたたき台として提起した。これらに係る討論は、次の分散会の中で行われた。
 また、12月に実施した春闘要求生活実態アンケートの集計結果を資料として用意した。組合員の切実な声である平均ベア要求額が12,168円であったこと、通勤費用に係る自己負担発生が回答者の24%に及ぶこと、2時間以上やらないと時間外申請しなかった傾向から、1時間からでもしっかり申請するようになってきたこと等を再確認した。
 
●分散会で職場・生活実態を討論
 分散会(全5班)では、確定闘争を振り返ることで残された課題を出し合うともに、職場や生活実態を持ち寄ることで、今年の取組にどう反映していくか討論した。
【分散会で出された意見(抜粋)】
・給与差額と年末調整との違いがよくわからない。丁寧な教宣が必要。
・今年の確定闘争の課題がわかりにくかった。
・号給増設などの課題は勉強しないと理解しにくい。
・東部から西部への遠距離通勤で自己負担大。消費税率引上げの影響が不安。
・研究職で入庁したのに、事実上、本庁事務へ順番で転勤させられている。
・夜間、土日の自宅待機が、時間外の未払いに計上されていない。
・管理職が時差勤務を使うと、仕事が滞る。
・年齢の近い先輩がほしい。30代が少なく仕事の相談がしにくい。
・窓口職場では、事実上、時差が使えない。
 
立憲民主党静岡大作戦 長妻昭代表代行緊急来静!
 1月25日(金)、立憲民主党静岡県連合主催による「静岡大作戦(街頭演説会)」が静岡駅南口にて開催されました。当日は、弁士の枝野幸男代表がインフルエンザのため、長妻昭代表代行が緊急来援。長妻代行は「ボトムアップ政治を支える統一地方選挙を最重要と考えている。日々の生活に密着した立憲民主党の仲間が出てこないと、その先の参院選挙は、夢のまた夢となってしまう。皆さんの力で押し上げてほしい」と訴え、県議会議員選挙において駿河区で公認の杉山あつし、清水区の松井ゆうすけ両候補予定者に向けて「なんとか県議会に出て、静岡県の皆さんに立憲魂を実際に示してほしい」と激励しました。

▲静岡駅南口で演説をする長妻代表代行(写真中央)と杉山あつし(写真右)=1月25日
 
公平・公正な昇任人事を求める要請行動
組合「評価結果には一層の適正性と納得性が必要」
 

▲2回にわたり未昇任の課題について当局側の問題意識を確認。=12月25日(1回目)、県庁内
 
 2010年の班制導入後、職員の年齢構成のいびつさも相まって、班長級未昇任者数が増加している。昇任昇格は生涯賃金と密接に関係していることから、12月25日と1月15日の2回にわたり、組合員の思いを伝え、人事課に対して公平・公正な昇任人事を要請した。
 重点課題としたのは、①職種間の昇任状況の不均衡是正、②上位職との班長兼務の解消、③派遣・出向や転居を伴う異動の際の本人状況確認、④障害者・長期療養復帰者等の昇任差別の有無の確認など。
 2018年1月から、人事評価結果が査定昇給に反映されるようになった。言うまでもなく、生涯賃金に大きく影響するため、評価結果には一層の適正性と納得性が必要だ。昇任を含む人事異動についても然り。18歳人口の減少に伴い、今後、優秀な人材の確保が重要な課題となることは間違いない。このため、職員のモチベーション向上による人材流出防止も視野に入れ、本人の適性や意向を尊重した人事異動を求めた。
 課長代理からは「兼務はできるだけ解消したい」、「教育委員会への異動希望は勤務意向調書で把握している」。また、通院等の事情による遠隔地等への異動可否については、「把握に努めている」。さらに「障害を理由に昇任に影響を及ぼすことはない」等の回答を得た。
 「働き方改革」を背景に、罰則付きの時間外勤務の上限規制が実施されようとしている。業務量削減又は人員増による対応が必要だとの組合の主張に対しては、「来年度720時間超の職員が発生しないような対応をしないといけない。そのための組織の人員体制を考えねばならない。」との回答があった。
 組合では、3月の異動内示後「相談窓口」を設置する予定だ。必要に応じて、御利用いただきたい。
 
女性部「子育て応援トーク&ランチ会in静岡」(育児休業経験者交流会)
 
 女性部では、「育児等、時間的制約のある職員が、仕事と家庭の両立について、感じていることを思うままに話す場が欲しい」という女性部員の要望から標記の交流会を開催しています。今年度第3回目は静岡総合庁舎前の「里鮮食菜まこと屋」で開催しました。
 今回は前半にいつもの「子育て応援トーク&ランチ会」、後半は講師にベビマ・食育・サロン『Merge』代表 三輪早苗さんをお招きし、「食育講座&ベビー・キッズマッサージ体験」の2部構成で行いました。
 最初の「トーク&ランチ会」は、現在育休中の方(5人)と既に育休から復帰されている方合わせて14人の参加者から、復帰後の具体的な育児や仕事上の注意すべき点、今後の見通しなど、様々な話題が出されました。また、今回は初めて男性職員が2人参加し、ともに現在育休中のため、参加者から男性職員の育休取得がまだ少ない中で、育休を取得しようと思ったきっかけや実際に育休を取得してみてどうかなどの質問が出されました。今まで女性だけの集まりだったため、男性職員の意見を聞けたことは非常に新鮮でよかったとの感想がありました。
 後半の「食育講座&ベビー・キッズマッサージ体験」は、初の試みでしたが、参加者から、食育の大切さや砂糖の過剰摂取の恐ろしさなどを学ぶことができ、非常に参考になったとの感想がありました。
 
2018年度県職オール土木球技大会 静岡土木2冠
 
●野球 静岡土木事務所が接戦を制し初優勝!

▲静岡土木事務所
 
【優 勝】静岡土木事務所
【準優勝】袋井土木・御前崎連合
 
 11月10日に開幕した大会は11月23日に島田第2球場で決勝戦を開催した。静岡土木事務所が8対7の「ルーズベルトゲーム(※)」で袋井土木・御前崎連合に競り勝ち、第17回大会にして、悲願の初優勝を飾った。
(※)大の野球好きで知られた米国のフランクリン・ルーズベルト大統領が「8対7」で決着する試合が一番面白いと言ったことから、点を取られては取り返す白熱したゲームをそう呼ぶようになった。
 
●サッカー 静岡土木・清水港管理局初の戴冠!

▲静岡土木・清水港管理局
 
【優 勝】静岡土木・清水港管理局
 
 12月1日に開幕した大会は12月16日に中島人工芝スポーツグラウンドで決勝戦を迎えた。決勝戦は両者互いに譲らない展開となったが、静岡土木・清水港管理局が後半15分に先制。島田土木も自慢の攻撃陣で反撃を試みるが得点できず、試合はそのまま終了。静岡土木・清水港管理局は第25回大会にして初の戴冠、野球大会と合わせ2冠を達成した。
 
2018年度全県野球大会
 
●完封&コールド勝ち 経済産業部優勝

▲経済産業部
 
【優 勝】経済産業部
【準優勝】県立総合病院
【三 位】静岡土木&中部農林
 
 昨年の台風被害により順延となっていた全県野球大会(5チーム出場)が1月19日、堤町スポーツ広場(静岡市)で決勝戦を行った。決勝のカードは経済産業部と県立総合病院。
 先攻の経済産業部が3回に1点先制すると、その後もホームランなどで計8点を奪う猛攻。投げては見事完封し6回コールド勝ち。優勝した。
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