全年代で効果のある前進回答求め確定闘争へ
県職は10月24日に対県要求書を県当局へ提出、今年の賃金確定闘争をスタートさせた。27日には要求書に係る第1回団体交渉を副知事と行い、若年層賃金の底上げ、全職員への一時金引上げ効果などを求めた。これに対し副知事は「勧告尊重の基本姿勢に立って検討」との回答にとどまっている。

▲出野副知事との第1回団体交渉では、職員の頑張りに応える具体的な回答はなかった。=10月27日、県庁東館
●副知事からの見直し提案
1 副班長級昇任時の運用見直し
2 勤勉手当の上位区分の運用見直し
第211回委員会で賃金確定闘争方針を決定

▲確定闘争勝利に向け、決定した方針の下、組合員が団結して取り組むことを確認した =10月21日、もくせい会館(静岡市葵区)
県職は10月21日、第211回本部委員会を開催し、運動方針、対県要求書等を決定した。
参加委員からは第43次職場要求闘争に係る活動、遠距離通勤の実態などの発言があった。全体的な賃金闘争と併行して職場からの取組を推し進めていくことを再度確認し、全ての提出議案は賛成多数で可決された。
今後の対県闘争では、引上げ勧告の実施を求めるとともに、職員のモチベーションを維持、向上させる前進回答を求めていく。
■211回委員会で承認された議案(議案集は分会配布済み)
第1号 秋期年末・賃金確定闘争方針
第2号 当面の活動方針
第3号 2022対県要求書
第4号 労働安全衛生に関する要求書
第5号 福利厚生事業に関する要求書
女性部の要求により「勤務意向調書の書き方講座」が開催
この講座は、組合員から「勤務意向調書をどのように書けばよいかわからない」との声を受け、女性部から人事課へ申し入れて実現しました。当初は10月28日と31日の2回(本庁会場)の開催予定でしたが、出先からの要望も多く急遽、東部総合庁舎(10月26日)と中遠総合庁舎(11月2日)が追加されました。
階層団体交渉
若年層給与水準改善、職員住宅の環境改善 青年部
様々なライフスタイルに対応した柔軟な働き方を 女性部
定年引上げと再任用処遇の改善 経験者部会
現業給与水準回復問題の早期決着 現業評議会
全国自治研、静岡から島根へ
10月7日から8日にかけて、自治労第39回地方自治研究全国集会が静岡市・掛川市で開催されました。次回の全国自治研は2024年、島根県での開催となります。もし地方自治の在り方や地域行政への関わり方などに興味のある人は、ぜひ参加してみてください。
2022年ワーク・ライフ・バランスに関する標語・川柳 最優秀作品
ワーク・ライフ・バランスに関する標語・川柳に87作品の応募がありました。本部211委員会(10月21日)出席者による最終選考の結果、上位12作品を入選とします。
なお、入選作品は2023年県職卓上カレンダーに掲載します。
【最優秀作品】
休む理由 「休みたいから」 それでいい
山本奈央さん(デジタル戦略局分会)