■3・15副知事と春闘交渉 課題は組合と共有して進める
県職は３月15日、出野副知事との春闘交渉を実施した。①生活実態に基づく基本賃金引上げ、②通勤手当や初任給調整手当などの諸手当改善、③緊急時にも対応可能な人員配置等について改善を要求した。
その他、確定闘争で研究課題となった、通勤費用の自己負担解消、子育て部分休業や看護休暇の対象拡大、緊急対応業務に係る待機当番の負担軽減や手当の工夫などについて、来年度の確定闘争で前進回答となるよう前向きに研究することを求めた。あわせて働きやすい職場環境づくりとして、冷暖房予算の確保を確認した。
▲組合の春闘要求に対し回答する出野副知事（写真奥中央）＝３月15日、県庁内
■県人事委員会事務局長交渉 獣医師など専門人材の確保に努める
県職は、３月15日に人事委員会事務局長と春闘交渉を実施した。交渉では、①春闘結果を反映した基本賃金引上げ、②人事委員会の独立性・主体性の発揮、③通勤手当や初任給調整手当などの勧告、④時間外勤務縮減の指導、⑤職場環境の改善、⑥会計年度任用職員の処遇改善などを求めた。
特に、時間外勤務縮減については、監督機関である人事委員会として任命権者への実効性のある指導を要請した。
▲組合の春闘要求に対し、回答する井上事務局長（写真中央）＝３月15日、県庁東館
■トルコ･シリア地震救援金44万円を寄託 カンパ御協力ありがとうございました
３月30日、県職労連合（県職、がん労組、病院労組、県社協労組）は、２月に発生したトルコ・シリア大地震の被災地と被災者の支援を目的に実施したカンパ金を日本赤十字社静岡県支部を訪ね、救援金として寄託しました。
カンパ金は組合員の皆さんの御協力により、44万２３１６円を集約し、県職労連合を代表して、伊藤副会長(県職委員長)が同支部の鈴木事務局長へ目録を手渡しました。
この間の皆さんの御協力に感謝申し上げます。
▲救援金の目録を鈴木事務局長（写真左）に手渡す県職労連合・伊藤副会長＝３月30日、静岡市日本赤十字社静岡県支部
