■若年層が展望持てる環境・条件整備 組合と同じ方向
~県職3・14副知事と春闘交渉~
県職は3月14日、副知事及び人事委員会事務局長とそれぞれ春闘交渉を実施した。
交渉では、①生活実態に基づく基本賃金引上げ、②賃金確定闘争の継続課題の研究、③定年引上げを見据えた賃金体系、④時間外縮減と人員増などを要求した。
中でも、賃金確定闘争で継続研究となった、通勤手当の駐車場要件の緩和、緊急対応業務に係る待機当番の負担軽減や手当の工夫、子育て関係休暇の対象拡大等については、次の賃金確定闘争で前進回答となるよう、前向きに研究するよう強く求めた。
■3/14県人事委員会事務局長春闘交渉
~基本賃金今後、中小への波及に注視し、しかるべき対処を~
県職は、3月14日に人事委員会事務局長と春闘交渉を実施した。交渉では、①春闘結果を反映した生活改善につながる基本賃金の引上げ勧告、②人事委員会の独立性・主体性の発揮、③諸手当の改善、④時間外勤務縮減の指導、⑤会計年度任用職員の処遇是正などを求めた。
特に、時間外勤務縮減については、監督機関である人事委員会として任命権者への実効性のある具体的な指導を要請した。
■対等、平等でない天下り人事に反対!
~天下り人事反対早朝宣伝行動~
自治労・県職共闘では、中央省庁から自治体への天下り人事に反対する行動に取り組んでいる(県職も4月1日に県庁前で早朝宣伝行動を実施)。
私たちは、国との人事交流は否定しないが、全国的に着任年齢やポスト占有等の問題があり、解消を求めている。本県では川勝知事の就任以降、天下り人事は減少傾向にある。今回、前任者の国土交通省帰任に伴い、新たに局長級で天下りの着任があった。
県職も早朝宣伝行動後、天下り人事解消を求めて、人事課及び港湾局へ申入れを行った。