●学習会テーマ「浜松市の水道事業民営化」
水道事業民営化についてまなぶ コンセッション方式による民間委託とは?
▲中遠、西遠支部を中心に多くの組合員が参加した。直接生活や業務に関わるテーマであり関心が高かったようだ。講師は村木宏成氏(浜松市水道労働組合執行委員長)
自治政策部は8月28日、「水道事業民営化の課題と市民生活への影響」をテーマに2018自治政策学習会を浜松市内で開催し、33人が参加しました。
今回の学習会は、本年度から浜松市下水道事業で始まった公共施設等運営事業(コンセッション方式)について、村木宏成氏(浜松市水道労働組合執行委員長)を講師に招き「水道事業民営化の課題と市民生活への影響」について学習しました。
講演では、コンセッション方式とは、利用料金の徴収を行う公共施設(西遠浄化C等)について、施設の所有権を公共主体(浜松市)が有したまま、施設の運営権を民間事業者に設定する方式で、本年4月からの導入の経緯等を中心に説明がありました。
意見交換では、「民間企業ゆえの恣意的な値上げが起きないか。」「政府の経済政策に踊らされてのことではないのか。」などの意見が出されました。
今後、公的事業の民営化が他の自治体にも拡大する可能性があります。
自治政策部では年度内にもう一回開催を予定していますのでぜひ御参加ください。今後取り上げてほしいテーマも募集中です。